仏壇は大きさや素材などにより多くの種類に分類されますが、大まかに分けると金仏壇と唐木仏壇の二つになります。
唐木仏壇については宗派による違いから来る特徴はあまり見られませんが、金仏壇の場合は浄土真宗本願寺派、いわゆる西本願寺と真宗大谷派、東本願寺での違いがあります。
唐木仏壇の唐木とは、中国を指す唐から輸入された高級木材、例えば紫檀や黒檀、鉄刀木などのことで、このような木材を中心に仕立てられた仏壇を、きらびやかな金箔をメインにして作られている金仏壇と区別する形で唐木仏壇と呼んでいます。
唐木仏壇とはいうものの、現在ではこのような仏壇の材料となる木材は中国ではなく東南アジアからの輸入が多くなっています。
唐木仏壇を利用する宗派は、真言宗をはじめ、浄土宗、天台宗・臨済宗、日蓮宗、曹洞宗などとなっています。
唐木仏壇ではなく、漆、金箔、蒔絵などを多用した金仏壇は浄土真宗において利用されているものですが、宗派による仕立ての違いが見られます。
これらの特徴を比較してみると、まず浄土真宗本願寺派の金仏壇の特徴は、一重破風屋根とか宮殿と呼ばれるパーツがあり、さらに金箔張りの柱がついています。
この金箔の柱は宮殿の外柱と呼ばれ、これらは西本願寺の阿弥陀堂をベースに考えられ、定着したデザインですが、一方真宗大谷派の金仏壇は、屋根は二重瓦屋根となり、柱は黒塗りで、高欄朱塗りの擬宝珠金箔張りとなっており、これは東本願寺の阿弥陀堂や大師堂を模したものから来ているようです。
金仏壇に見られる、宗派による特徴の大きなものはこのようなものとなっていますが、そのほかにも細かい差違は数多くあり、単に宗派の違いだけではなく、地域による違いを見ることもできるでしょう。
その他の特徴としては、例えば日蓮正宗で使われている仏壇などは他の仏壇とは全く異なるデザインをしています。
寺院の厨子に似せて、内部に扉が配置されていたり、仏壇そのものが厨子型となっているものもあります。
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どんなに大切に扱っていても、長年使用していれば破損箇所も出てくることもあり、これも仕方のないことです。障子がやぶれてしまったり、お供えのお線香やろうそくのススやヤニで仏壇内部が汚れてしまうこともありま・・・・
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