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仏壇の置き場所(2)

仏壇の置き場所についてもう少し詳しく見てみますと、仏教という長い歴史を持つ宗教の教義に従い、仏壇を設置するにあたっては気をつけたいポイントがいくつかありますが、そのひとつに仏壇を置く向きがあります。

仏教で言うところの西方浄土という考え方に基づいたもので、仏壇は東に向けておき、手を合わせる際には西に向かうようにというものですが、これは阿弥陀仏は西のほうに存在しているから、という考え方に基づいています。

ただしこれは仏壇の置き方の一つの例であり、そのほかには、南面北座という安置方法もあります。

これは南に向かって仏壇を置き、手を合わせるときには北を向くと言うもので、これはかつて武士が座るときには北を背にした、神棚な仏壇などの神仏を象徴するものもそのようにおいていたといういわれによるもののようです。

さらに信心している宗派の本山に向けて仏壇を据えるという方法もあります。

つまり本山のある地域と仏壇を置きたい人の家の地域との関係によって、仏壇の設置場所や向きが変わるというものです。

仏壇の置き方は原則この3つの内のどれかとなるようにするのがよいと言われていますが、現在の住宅事情ではぴったりそれに合わせるというのも難しいケースも少なくありません。

その場合はできるだけこれらに近い形で仏壇を置くのが望ましいとされています。

また仏壇を置く場所としては、仏間があればもちろんよいのですが、そうでない場合はリビングや和室に安置することが一般的なようです。

和室の一間棚や、上置仏壇であれば和室の飾り棚、床の間などに置くこともできますが、仏壇の扉を開閉することを考えて、30センチから60センチの充分な余裕が必要となるでしょう。

またもちろん手を合わせる際に腰を下ろす空間の確保も必要です。

和室のないおうちの場合は、洋間の雰囲気にあった家具調仏壇が選ばれることが多いようですが、この場合は経机を置く場所についても考える必要があります。

こちらもだいたい60センチ程度の余裕を見ておけば間に合うでしょう。

仏壇のまめ知識は、仏壇について解説しています。

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